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オークス優勝馬にちなんでサンテミリオンで乾杯 [おうちごはん]

昨日はオークスでしたね。私のパートナーは競馬が趣味であります。私は競馬はわからないのですが、サンテミリオンという馬が出ており、私も気になっていました。なぜなら、私のブログのアドレスを見ていただくとお分かりの方もあるかと思うのですが、私はフランスのサンテミリオン地区のワインが大好き。10年以上前に行ったパリ旅行で、知り合いの日本人の家にステイさせていただいた折、ホームパーティーで飲んだサンテミリオンのワインの美味しさに魅せられ、今日に至っているのです。それまでは、ドイツの白ワインなど甘口のワインばかり飲んでいたので、本当に心からおいしいと思う赤ワインに出会ったことはなかったのです。その時に飲んだワインが美味しくて赤ワインの虜になりました。パリでは、週末ごとにホームパーティーが行われているようで、お菓子とパンの勉強のため1カ月滞在した妹は、その度に自慢のお菓子作りの腕を披露していたそうです。パリでのホームパーティーは、すごくフレンドリーです。招待する側は、メインのお料理だけを準備すればよく、招待客はみんなで相談して、一人はワイン、もう一人はサラダ、もう一人は前菜などと持ち寄ってくれるのです。主催側にも招待側にも負担は少なく、いつでも気兼ねなくみんなで集まれるというところがよいと思いました。日本では、招待した側が全部用意しなくちゃいけないので大変ですよね。なので、私の実家で集まる時は、たいていメインを姉が用意し、私がサラダもしくはお酒(その時のメインに合わせて日本酒・ビール・ワイン・シャンパンなどをチョイス)担当、妹がデザート(ケーキなど手作り)担当という具合でパリ方式で行うことにしています。

おっとっと、話が脱線してしまいました。サンテミリオンに話を戻しましょう。上記のような理由で、私のワイン大好き生活が始まり、その後結婚をしたわけですが、パートナーはもともとワインは全く飲まない人でした。ビール・日本酒・焼酎・ウイスキー・等は大好きでしたが・・・。それを、私が長い年月かけて、ワインの美味しさを伝授してきたわけです。今ではすっかりワイン好きになり、去年の私の誕生日には、念願のフォレスターのワインセラーをプレゼントしてくれました。感謝感謝です。ワイン好きになったパートナーも、私と同様(私がワインを教えてあげたので、嗜好が一緒なのは当たり前ですが)サンテミリオンのワインが大好きです。そこで、オークスに私たちの大好きなサンテミリオンという名前の馬が出るということで、何かピンと来るものがありました。ちょうど、私がブログ開設した頃に、オークスの前哨戦であるフローラステークスをサンテミリオンが初重賞制覇したというので、何か運命的なものを感じていました。パートナーは、金曜日に早速いつもワインを買っているお店で、サンテミリオンのワインを奮発して買ってきていました。それが、シャトー・ド・フォンベル2004です。サンテミリオン・グランクリュで、サンテミリオン地区でたった二つのシャトーにしか与えられていない最高位「第一特別級A」の格付けシャトーであるシャトー・オーゾンヌのスタッフが手掛けているワインです。パートナーがこのワインを買ってきたときに、つくづく私と趣味が一緒なんだと思いました。なぜなら、我が家にはすでに同じワインがセラーに入っていたのでした。同じ店で、全く同じワインを二人で別々に買ってきていたわけです、ちょっと笑えました。

オークスの結果はサンテミリオンとアパパネという馬の同着ということでした。レースを録画で見ましたが、最後のゴール前はサンテミリオンが同着のアパパネを差していたように見えました。アパパネの騎手・蛯名選手は、サンテミリオンの横山騎手に差されたと思ったとのこと。本当は、サンテミリオンが気持よく勝ってお祝いしたいところでしたが、十分な検討の結果ですから仕方ありませんね。ただ、せっかくサンテミリオンが勝ったというのに、一番人気のアパパネも同一位ということで、配当が半分になってしまいました。そこは、ちょっとがっかりでした。でも、私たちの大好きなサンテミリオンという名前の馬が勝ってくれたので、昨日はお祝いのご馳走でした。

もちろんワインはサンテミリオンの『シャトー・ド・フォンベル2004』


2004年と比較的若いワインですが、しっかりとした味わいでもう少し年限を経たような深みがあります。凝縮された果実の香りと果実実にあふれた味わい。けれど、タンニンはそれほどきつくはなく滑らかな飲み心地でした。女性的なエレガントな味わいで、今日のお料理にも良く合いました。シャトー・オーゾンヌの30分の1のお値段で味わえるので、とてもお得ですね。私はパートナーが買った同じお店で2月に2950円で購入しましたが、パートナーが購入したときには3900円程度に値上がりしいていたとのこと。パーカー90点の高得点ワインだけに、だんだん値段も上がってきているようですね。

このワインはこちらで購入できます↓



サラダは、イタリアの前菜などによく出てくる『バーニャ・カウダ』です。

ソースは、市販のものを買ってきました。(職場の近くのカルディーで買いました)野菜は、会社帰りに買ったアスパラ、パプリカ、トレビス(日本のものがあまり出回らないので悲しいです。これはアメリカ産です)、きゅうり、ニンジン(普通の人参とおきなわニンジン)とフルーツトマトを盛り合わせました。全部生野菜です。アスパラガスは茎の部分は皮をむきました。個人的にはアスパラの茎の部分はすごく甘くて美味しかったです。今度は違うソースを買ってきてみたいと思いました。味を研究して、そのうち自分でも作れるようになるかな?これで、二人分です。ちょっと多い気がしますが、なんと全部平らげてしまいました。美味しい野菜は生でも本当に美味しいんです。野菜が主役の前菜ですね。
次にメインは『ポークソテー』です。

普通のポークソテーと思うことなかれ、お肉は冷蔵庫にあったしょうが焼用の豚肩ロース肉ですが、ソースはバターにケッパーとパセリとレモンとバルサミコを加えたものです。私の少ない料理本(郁恵・井森のデリ×デリキッチンp14の島田哲也さんのレシピです)の中のレシピのソースにバルサミコを加えるアレンジを加えたものです。本来は、豚ヒレ肉を使いますが、薄いお肉でも重ねて食べると食べ応えがあります。お肉が薄いので、とっても柔らかくジューシーですごく美味しかったです。ソースにバルサミコを加えているので、ワインにもばっちりでした。
今日の食卓はこんな感じです。ワインとのハーモニーが絶妙でした。

真中にある白いお皿に載っているのは、イタリアのからすみ・ボッタルカの薄切りです。ワインのおつまみです。
そして、パスタは初めて作った『ボッタルカのクリームスパゲティ』です。

カラスミをすりおろし、フライパンでカラ炒りします。そこに白ワイン少々を加え、生クリームを加えます。野菜ブイヨンを少々加え味を調えゆでたてのパスタを絡めます。仕上げにカラスミの薄切りを載せて完成。カラスミをタップリ加えると風味がしっかりときいて美味しかったです。また何かのお祝いのときに作りたいと思います。

今回使用した”からすみ”はこちらで購入しました。↓



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