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秋の読書第二弾 [本の話]

先日、最近読んだ本の紹介をいたしましたが、その第二弾です。
今回紹介するものもここ何カ月かで読んだものです!

『第九軍団のワシ』ローズマリー・サトクリフ/著 猪熊葉子/訳  岩波書店
ローマ軍団の百人隊長マーカスは、ブリトン人との戦いで致命的な傷を負ってしまう。叔父の家の居候として過ごしていたが、やがて行方不明になった父の軍団”第九軍団”の行方を追い、その軍団の象徴である”ワシ”を探す旅に出ることになる。果たして、”ワシ”は見つかるのか?消えた父の軍団は一体どこへ行ってしまったのか・・・?
サトクリフのブリテン4部作の第1作目です。4部作全部(『ともしびをかかげて』『銀の枝』『辺境のオオカミ』)読破しましたが、どの作品もとても面白かったです。
中学生以上にお勧めです!!


『ホビットの冒険上・下』J.R.R.トールキン/著  瀬田貞二/訳 岩波書店
我が家でのんびりと暮すことを何よりの喜びとしていたホビット(小人)のビルボ・バキンズは、魔法使いのガンダルフの強引なやり方で、13人のドワーフ小人たちとともに、竜にに奪われたドワーフたちの財宝を取り戻すための冒険に出ることになります。途中何度も我が家へ帰りたいと願うビルボですが、冒険の中でドワーフたちを助けながら立派に自分の役目を果たします。この冒険の中で手に入れた指輪をめぐる物語が、かの有名な『指輪物語』です。指輪物語は全3部作の長編大作です。こちらは、10年以上前に読みましたが、もう一度読みなおそうかなと思っています。
『ホビットの冒険』
は小学校高学年以上なら読めるのではないかと思います。

『秘密の花園』バーネット/作 猪熊葉子/訳 福音館書店
インドで両親を亡くしたメリーは、イギリスに住むおじさんに引き取られます。インドで厄介者扱いされていたメリーの心はすっかりねじ曲がっていましたが、おじさんの家で出会った人たちのおかげで、次第に子どもらしさを取り戻していきます。そしてある日、立ち入りを禁じられていた秘密の花園の鍵を手に入れ、その庭を再生させようと考えるのですが・・・。
小学校中学年以上に良いと思います。

最近は、週に2-3冊のペースで読んでいます。この頃のお気に入りは持ち運びに便利な新書サイズの”岩波少年文庫”シリーズです。
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